つい一週間前に訪れたばかりなのですが、またまた行ってきました、四天王寺さん!
四天王寺さんの魅力にどっぷりハマったわけでも、境内横の女子高校に可愛い子がいたからでもありません。
本日は、月に一度の縁日が開催される日なのあります。
平成最後の骨董市を写真でたっぷりレポートします!
むかしむかし、そのむかし。取材がてらに2〜3度訪れたことはあるものの、あれから四半世紀近く経っています。当時は、まむしの漬けたものや熊の掌、猿の脳みそなど、それはそれはおどろおどろしいものが売られていて、少々ドン引きした記憶があります。
果たして、動物愛護が叫ばれる今日でもそのようなものが売られているのでしょうか。
結論から言えば、ナッシング。
終了間際に慌てて行ったために、見つけることはできませんでした。
しかし、四天王寺さんの縁日はおもろい!
しかも、安い!
見る価値大!であります。その触りを写真でたっぷりレポートいたしましょう。
機会あれば、ぜひ行ってみて下さい。
毎月21日と22日は縁日の日
縁日が開催されるのは、毎月21日と22日の二日間です。
21日が弘法大師さんの月命日で、「お大師(だいし)さん」と呼ばれています。
また22日は聖徳太子の月命日で、こちらは「お太子(たいし)さん」。
濁点があるかないかの違いですが、縁日はどちらも同じ。
甲子園球場の3倍の広い敷地内に、約300店の露店が出店されます。
ま〜、なにがすごいかって、その数もさることながら、種類がすごい!
さすがは大阪のお寺、聖徳太子建立のお寺だけのことはあります。
東大寺と並ぶ和宗のお寺だけあって、宗派どころかなんでもOK。
お釈迦さんはもちろん、キリストさんもいれば、ムハンマドさんだっています。
お好み焼き屋さんもあれば、チヂミ屋さんもあり、「ここって平和だね〜」と境界のない世界を満喫できます。
ぼったくりのようなお祭り価格とは違い、値段が非常に良心的。きつねうどん200円、フランクフルト100円。
物販店だけではありません、占いコーナーもあります。
チャクラ全開のチベットおりん。一度叩いて7周回せば、お経1回分の御利益があるのだとか。と、店の人ではなく客が説明してくれるところが大阪流。
ご存じ、電車の忘れ物コーナー。かさ1本200円、2本300円。
どこから持ってきたのか木魚だってあるのです。
下駄箱の鍵は誰が何のために買うのでしょうか。
少々汚れていてもハイターに漬ければキレイになるのだとか。それなら2枚100円は買いだな。
骨董屋のおっちゃんが、勧めてくれたひな人形。写真を撮っている間に、横で聞いていたおばちゃんが買っていてしまいました。なかなかいい顔をしているので、買おうと思っていたのに…
九谷焼の徳利が400円。たいへんお値打ち品です。
食器類は、時間をかけてじっくり探すと、かなりの掘り出しものにぶち当たります。
外国人旅行者が多いことが特徴です。京都や奈良でなんてアホらしくて買えませんわ。値段が違いすぎるのです。
文庫本1冊100円。
五連玉なんていまどき使える人、いるのかしら。
コーディネートもしてもらえます。
四天王寺は太っ腹なのだ!縁日、お彼岸は拝観料がタダ
しかも普段なら拝観料300円が必要な、中心伽藍がタダ!
調子こいて、五重塔を登ったら、脚がパンパンになってしまいました。
五重塔は足腰の丈夫なうちに登られることをオススメいたします。
住所 | 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18 |
アクセス | 大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」より徒歩5分 |
料金 | 中心伽藍:大人300円、高大生200円 宝物館:大人500円、高大生300円 本坊庭園:大人300円、小中高大200円 ※境内は無料 |
電話番号 | 06-6771-0066 |