富士フォトウォーク#shinya写真教室 from しんや と よーへい on Vimeo.
まずはこちらの動画をご覧下さい。
これは先日、富士山の麓で行われた写真教室の一コマですが、どの参加者も実に楽しそうなのが伝わってくると思います。
動画の中心にいるのは、写真家の高橋伸哉氏。
最近、本ブログでもちょくちょく登場しているオンラインフォトサロン「しんやとよーへい」の校長先生です。
「しんやとよーへい」は、2020年3月20日に開校したばかりだというのに、今や講師、モデル含め総勢約350名を誇る日本最大級のオンラインフォトサロンとして成長。写真関係者注目の的となっています。
急成長の秘密を探るべく、「しんやとよーへい」の主宰者である高橋伸哉氏に突撃インタビューしました。
巨匠・高橋伸哉とごたいめん
オンラインフォトサロン「しんやとよーへい」の開校と同時に入学した小ネタ隊ではありますが、実は高橋氏とは面識がありません。現在、同サロンには約350名が在籍していますが、アクティブに活動しているのはそのうちの約3分の1ほどです。残りの3分の2は、小ネタ隊のように「見る専」「聞く専」の人たちとなっています。
なんといっても、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのカリスマ写真家ですから、「見る専」「聞く専」の小ネタ隊はビビりまくりです。
待ち合わせは、大阪フォトグラファーの聖地「ヨドバシ梅田店」カメラ売場。
エスカレーターで2階に上がる小ネタ隊の目の前に、「ちょっとタバコ買ってきまふ〜」みたいな出で立ちのオヤジ。
見覚えのある後ろ姿、動画に写っていたTシャツなのですが、まさかね〜。
高橋伸哉氏といえば、SONYのオフィシャルサイトにも登場している巨匠です。RICOHの公式フォトウォークなんぞは、一瞬で定員枠30名が埋まってしまうほどの人気写真家です。
ギャップ感がありすぎて…
高橋伸哉はモテます!
町を歩けば「shinyaさ〜ん、ツーショットお願いしてもいいですか〜♡」とカメラ女子から声をかけられる存在。ちなみに小ネタ隊は一度も言われたことがありません。
「伸哉先生になら撮ってほしい」という女性は、若い人から高齢者まで山ほど。
なぜに高橋伸哉氏はこんなにモテるのでしょう。
もちろん、「写真が上手い!」というのは大前提ですが、それだけではありません。
自らの写真を情景ポートレートと呼ぶエモさもさることながら、高橋氏最大の魅力は「敷居の低さ」にありました。
メーカーも一目置く巨匠なのに、エラぶった感がひと欠片もない。
SNSの総フォロワー数43万人を超えるのに、小ネタ隊のような末端フォロワーにも「いいね」を送るきめ細かさ。
加えて、このファッションセンス…
それだけではありません。
高橋氏は初対面であっても名前をすぐに覚えられる特殊能力を持っています。
しかも小ネタ隊のような年配者には「さん」付け、男子は下の名前を呼び捨て、女子は愛称で呼ぶ配慮も忘れません。
プロもアマも、ベテランも初心者も、男子も女子も、キャリア・世代を問わず皆からモテる高橋氏の魅力は、その「人間性」にありました。
コンセプトは「みんなで楽しく!」
「しんやとよーへい」には、高校生から60歳代(←最高齢はたぶん小ネタ隊)までが参加しています。
どうしたいかっていう方向性はな〜んもありません。
ただ根底にあるコンセプトは「みんなで楽しく!」です。
主宰者主導型ではなく、メンバーたちがサロン内の人脈を活かして「楽しいこと」をしていけるような学校が理想だと思っていましたが、あっという間に出来てしまった。
今では関西や関東など各地域で、フォトウォークやZOOM交流会などが独自に開催されています。
有料のフォトサロンに抵抗のある人は多くいます。日本では、有料のフォトサロンは「怪しい」という先入観が働くみたい。それがオンライン講義やZOOMミーティングなどに参加してみて「楽しい」となり、横の交流に広がっていき、さらに「楽しい」となる。
「しんやとよーへい」の月額料3,300円(税込)はオンライン講義と人脈づくり含めての値段です。メンバー同士の交流はサロン活動の両翼の一端です。
確かに「これで3,300円は安すぎ〜」ってな声はよく聞きます
写真業界に革命を起こしたい
僕自身、決して大人しいほうではないので、かつては反発もありました。しかし今はまったくありません。
ネットの時代になって、写真は印刷媒体からツイッターやインスタグラムなどのSNS中心になってきています。写真家もメーカーも出版社も、みんなオンラインフォトサロンには関心を抱いています。「しんやとよーへい」はオンラインフォトサロンの先駆けとして、注目の存在。350名近くが在籍するサロンは他にないと思います。
反発どころか、逆にノウハウを教えて欲しいという声もあるほどです。
僕は回りの人たちに恵まれていると思う。副校長の澤村洋兵をはじめ、風景写真やテーブルフォトの専門家、レタッチの技術に長けた人や動画のプロフェッショナル、さらには裏方のスタッフまで、多くの人に支えられています。
320人近くのメンバーを僕一人で見ることはとてもできないけど、幅広いジャンルに対応した講師陣やスタッフがいて、自分たちで学び合う環境があれば、腕は勝手に上がると思う。
腕が上がれば、写真で食えるようになる。
僕は写真を学べる環境を、その時々の思いつきでつぶやくだけ。後は講師陣、スタッフ、そしてメンバー任せです、ははは。