京大の周辺をウロウロしていると、農学部の横のせま〜い路地みたいなところに、とっても怪しいカフェを発見。クソ暑いのにクーラーなさそう。店頭に置かれた紅い椅子は「閉店中」という意味なのか、はたまた下界との結界なのか。
薄暗〜い店内には、とても怪しい店主らしき人。アラブ系なのか東洋系なのか、はたまた日本語は通じるのか。
こういう店に遭遇すると気になって気になって眠れなくなる小ネタ隊です。
今年春にオープンしたばかりのビーガン料理の店
というわけで一度店の前を通り過ぎてから、再度、店内を覗くと、怪しい店主と目が合ってしまいましたがな。
お店の名前は「PELGAG(ペルガグ)」。ビーガン料理の店だそうです。
ビーガンというのは、ベジタリアンの上級編みたいなもので、肉や魚どころか、卵・乳製品・はちみつなども食べない完全菜食主義者のことらしいのですが、当然のことながら小ネタ隊には用はありません。だって小ネタ隊は肉も魚も食えば、ビールも焼酎もワインも日本酒も飲む完全チャンポン主義者ですから。
ビーガンは、日本ではまだ馴染みがありませんが、海外では健康や美容のために取り入れている人が多いそうです。
元バックパッカーの店主が作るこだわりのカフェ
とても怪しい店主は、ついこの間までリュックを担いで世界中を旅して回っていたバックパッカーだそう。世界の美味しい料理を味わってもらいたいとのことで、今年の春に「PELGAG(ペルガグ)」をオープンしました。聞けば「PELGAG」とは店主考案の造語とのこと。何かにつけてかなりこだわりを持っているようで、店内の装飾も限りなく怪しいのです。
とりあえず店主おすすめの、とっても怪しいルワンダ産のコーヒーを注文しておき、じっくり店内を観察すると、なぜか太陽の塔が〜
なぜか岡本太郎の本が〜
ここから怪しい店主の岡本太郎愛が始まります。あまりにも熱く語るので、適当に聞き流しながら、怪しい店主がたっぷり時間をかけて入れてくれたルワンダ産のコーヒーを一口。
ルワンダン産コーヒーのお味は?
出てきたのはこれだけです。さすがはビーガンの店だけのことはあります。シンプルすぎです。
で、お味の方はといえば、今まで飲んだことのない味です。コーヒーというよりもルイボスティーに近いかも。フルーティーで爽やかな味は暑い夏に大変ヨロシ。他にもエチオピアやグアテマラのコーヒー、ハーブティなど、怪しいメニューが並びます。
怪しい店主曰く、「むちゃむちゃ暇」だそう。
近くに行った折には、怖がらずにぜひ覗いてあげてください。怪しい店主はなかなかの男前で、しかも独身。見た目とは裏腹に非常に気さくな兄ちゃんです。
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