青春18きっぷで行く「世界遺産の旅」姫路城編

青春18きっぷは、通常よりも往復620円のお得

「青春18きっぷ」は5回セットになっています。2018年春の分は3月1日から4月10日までの40日間で、さっさと使い切ってしまわなくてはなりません。

1回目は「福井・おろしそばの旅」でしたが、2回目はちょいと近場の「姫路城の旅」にしました。
大阪からですと値段的に微妙な距離のため、しっかり料金チェックします。損するのはイヤですからね。

通常料金
大阪駅〜姫路駅往復 1,490円×2=2,980円

「青春18きっぷ」は1枚当たり2,360円ですから、福井ほどではないにしても往復で620円のお得です。
大阪から姫路までの所要時間は新快速で約1時間。乗り換えなしの直通で行けますから、福井とは比べものにならないくらい楽ちん。

お昼は姫路おでんをいただく

少し遅めに出発してJR姫路駅着がお昼の1時前。ここから姫路城へは路線バスで5〜6分なのですが、170円もかかるし、バスは苦手なため、お昼ご飯をかねてブラッチングすることにします。

しばらく歩くと、ヤマトヤシキ発見。ここはかつて小ネタ隊のスポンサーだった地方百貨店ですが、なんと閉店するそうな。かなし〜〜〜。
時の移り変わりを感じながら進むと、何やら人だかりが!「やまさ蒲鉾」です。
姫路土産に蒲鉾を買って帰る人で賑わっています。

蒲鉾屋の店員さんに、「どっか旨いとこない?」って聞くと、2階の店を教えくれました。
ヤマサ蒲鉾を使用した「姫路おでん」を食べさせてくれる蕎麦屋さんだとか。

姫路おでんとはなかなかヨロシんではないですか!
2時前と少し遅いせいか、カウンターだけの店内には誰もいません。
可愛いお姉ちゃんと無愛想なオヤジだけ。

暖かいそばと姫路おでんのセットを注文します。


小ネタ隊
こんちゃくが姫路城〜
姫路おでんは、普通のおでんとは違い、しょうが醤油でいただくのが特徴です。
誰もいないことをいいことに可愛いお姉ちゃんと親交を深めようと思いましたが、オヤジが「ちょっと待った〜」とばかりに間に割って入ってきます。聞けば、この二人は親子だそうな。小ネタ隊が大阪万博に5〜6回は行ったと知ると、目を爛々と輝かせながら質問を浴びせ倒してきます。大阪万博にものすごく憧れがあったそうな。「けど、小さかったので行けなかった」と言うので、アメリカ館で見た「月の石」の話をしてあげると、ものすごく興味を持ち、結局オヤジと親交を深めるはめになってしまいました。

時計を見ると3時30分です。やばいです。姫路城には16時までに入らねばならないのに、このままでは青春18きっぷ「姫路おでんの旅」になってしまいます。

まだ話足らなそうなオヤジに別れをつげ、足早に姫路城へ向かいます。


夢そば・姫路おでん「夢乃蕎麦」
姫路市二階町60 ヤマサ大手前ビル2階
TEL 079-225-2277
営業時間 9時30分〜15時
定休日 火曜日

いよいよ本丸、姫路城へ

姫路城は、法隆寺とともに平成5年12月に日本で初めて世界文化遺産として登録された国宝です。別名「白鷺城」とも呼ばれるように、白いのが特徴です。小ネタ隊が姫路城に始めて訪れたのは2011年6月のこと。平成の大工事真っ盛りでデッカい箱がかぶせられていました。


小ネタ隊
2011年6月訪問時は平成の大工事真っ盛り。貴重なものを見ることができたよ

前回の訪問は2014年7月。天守閣の覆いは外されていましたが、まだ工事中です。

つまり、真っ白な白鷺城をまともに見るのは今回がはじめてということになります。

おお〜、これが日本初の世界遺産か〜〜〜〜!

というような感動はなく、失礼ながら「これが世界遺産???」という感想が正直なところ。

小ネタ隊
大阪城の壮大さに比べて、こぢんまりとしていて、何やらプラモデルのようにも見えます。

加えて、これが世界遺産というものなのでしょうか。エレベーターのような文明の利器はありません。階段がごっつい急で、足がパンパンになりました。
バリアフリーとはほど遠い環境。足腰が弱ってから行けるところではないですね。

小ネタ隊
ぶっちゃけ、青春18きっぷ「姫路おでんの旅」でもよかったような…
姫路城
姫路市本町68番地
姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分 JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分
TEL 079-285-1146(姫路城管理事務所)
開城時間 9時~16時(閉門は17時)※夏季(4月27日~8月31日)は9時~17時(閉門は18時)
休城日 12月29日・30日
入城料 大人(18才〜)1,000円 小人(小学生・中学生・高校生)300円

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