広島名物といえばやはり「お好み焼き」を外すことはできません。
関西のお好み焼きとは違って、具材を下から重ねていき、ひっくり返して蒸し焼きのような状態にすることでキャベツの甘みを引き出します。
そして、「そばを使う」というのも広島のお好み焼きの特徴ですね。
広島市内には1,000店ものお好み焼き店があると言われており、体感的にはコンビニよりも多いです。
そんなお好み焼き激戦区でもある広島で絶大な人気を誇るのが「八昌」です。
今回は王道ながらも唯一無二の美味しさで、地元民の指示も熱い「八昌」のお好み焼きを紹介して行きたいと思います。
広島の超人気店「八昌」はここが凄い!
私もいろいろなお好み焼き店に行きましたが、やっぱり八昌は別格に感じるほどの美味さがあると思います。
そんな「八昌」の美味しさの秘密を紹介しながら、実際に食べた感想を書いていこうと思います。
とにかくキャベツをじっくり焼く
広島のお好み焼きはひっくり返すと具材が蒸し焼きのような状態になります。
八昌では、じっくりと時間をかけてキャベツに熱を入れることで甘みを存分に引き出していきます。
そうして出来上がったお好み焼きを食べると、ソースの味以上にキャベツの甘みを感じるほどです。
時間をかけて焼くのでキャベツの芯に近い部分の柔らかくなっており、甘みが引き立ちます。
「広島のお好み焼きはキャベツが主役」という考え方もあるのですが、そういう意味では八昌はキャベツのポテンシャルを最大限に引き出す作り方をしています。
卵は割らずにそのまま乗せる
通常の広島のお好み焼きでは、最後に卵を鉄板の上に落とし、黄身を割って円形に整えてから乗せるというやり方をします。
八昌ではこのやり方が違っていて、卵を鉄板に落としたら、そのままの状態で乗せるというのが特徴です。
こうすることで黄身と白身の部分がくっきり分かれて内側と外側で味が変わり、半熟気味に仕上げるので卵のトロッとした食感も味わえます。
ソースはオタフク
広島でお好み焼き店に行く時は是非「どのソースを使っているか」にも注目してみてください。
王道のオタフクソースやカープソースなどさまざまな種類があるのですが、この八昌ではオタフクソースが使われています。
他のソースと比較すると甘口になっており、お好み焼きとの相性も抜群です。
八昌のお好み焼きはソース以外の味も強く、追加でかける必要はそこまでないため、味変的な扱いで使うといいでしょう。
トッピングもおすすめ!
今回はトッピングなしの「そば肉玉(880円)」を食べましたが、トッピングも試してみてください。
私が好きなのは「イカ天」と「ねぎ」の組み合わせです。
「八昌」に行く時は時間に余裕を持った方がいい
先ほども説明したように、八昌のお好み焼きはキャベツをじっくりと焼くため、注文して出てくるまで20〜30分はかかります。
しかも、超人気店でもあるので、ピーク時でお店が混み合うと30〜40分はかかると思います。
なので、八昌に行く際はできるだけ時間の余裕を持っておくのがおすすめです。
広島お好み焼き「五日市 八昌」の概要
住所 | 広島県広島市佐伯区五日市中央1-3-33 |
電話 | 082-921-4840 |
アクセス | 広島電鉄「楽々園」駅から徒歩約10分 |
営業時間 | 11:00~14:30(L.O.)、17:00~20:30(L.O.) |
定休日 | 月曜日 |
食べログURL | https://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340126/34002563/ |