「ウラなんば」というのをご存じでしょうか。
いま、大阪で最もホットなエリアなんです。
場所はだいたい、なんばのウラあたり。
千日前通りとなんさん通りと堺筋に囲まれたあたり。
簡単に言えば、ま、日本橋ですね。
雑誌の特集から火が付いた「ウラなんば」
ところで、「ウラなんば」という言葉。名付け親はウラなんばの飲食店店主たちだそうな。
大手雑誌が特集を組んだことで、今や全国区の人気を誇っていますが、もとはオヤジたちの聖地でした。
小ネタ隊が若かりし頃は、こんなディープな場所はオヤジたちの天国だったのです。
しかし徐々に魔の手が押し寄せているようで、オヤジたちは肩身の狭い思いを強いられています。
ウラなんばの何が人気かというと、「安くて旨い」グルメなお店がいっぱいあること。
それが、実に分かりにくい場所にあるのです。
新世界は今やすっかり観光地化してしまいましたが、ウラなんばはまだまだ健在。
猥雑性と雑然性が多少なりとも残っています。
マップ片手にウラなんばを探索してみよう
それではこの路地を入ってみましょう。
バリ、いい感じではないですか〜
なんや旨そうな店がいっぱいあります。行列のできている店も数店あります。
と、「麺屋 丈六」発見!
いくら人気店でも、ラーメンに1時間は待てないよ(泣)
大阪ラーメン界では超メジャーな行列のできるラーメン店です。
どうやら空いているようなので、今日のランチは「丈六」にしましょう、と思いきやこちらの待合室の中に、人々がぎっしりいるではないですかっ!
この扉の向こう側が待合室。
聞けば「待ち時間は1時間以上」とのこと。
2017年と2018年の2年連続で、食べログの「百名店」に選出された店ですが、小ネタ隊的には、たかがラーメン一杯食べるのに、1時間もよう待てません。
アホらしいので隣のガッラガラの店に飛び込みます。
ダイニング膳のお昼は「和」と「洋」の2種類のみ
「麺屋 丈六」さんのお隣は、「ダイニング膳」という居酒屋さんです。お昼のメニューは「和」と「洋」の2種類のみ。
シンプルでたいへんヨロシ。
洋が「ミンチカツとベーコンオムレツ」、和が「鶏の唐揚げとサンマの開き」。
隣の丈六に比べて、あまりにも空いていたのでまったく期待していませんでしたが、ミンチカツは揚げたてのアッツアツ、もちろんオムレツも注文を聞いてから作ってくれます。
ランチといえども出来たてを食べさせてくれるのは嬉しいですね。
これで780円は安い!しかもご飯はおかわりOKです。
お茶はちょっと苦かったけど、ボリューム満点で美味しくいただきました。
せっかくのウラなんば。人気店に並ぶのもいいですが、地図片手に新規開拓なんて〜のはいかがですか。飛び込みで美味しい店に当たったときは、「やったね」感がありますよ。
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