全国的に35度超えの厳しい暑さが続くなか、岡山県高梁市の気温はなんと39.3度を記録しました。今日はその高梁市にある県道300号線のひんやりスポット「羽山第二隧道」を紹介します!
「険道」好きにはたまらない県道300号線
岡山県の中西部にある高梁市。岡山自動車道・賀用ICを降りて高梁川を渡り成羽町方面へ、さらに羽山渓目指して島木川沿いに県道300号線を北西に進みます。

県道300号線はわずか全長10km。狭すぎる道幅から「険道」と呼ばれ、大型車両は通行不可能、対向車とすれ違うこともできません。
真夏でもひんやり涼しくて、雨も降っていないのに道は濡れていました。

「隧道」の表記がぴったりの洞窟のトンネル、羽山第二隧道
ガードレールがあったりなかったりのドキドキの県道をゆっくり進んでいくと・・・

ここです!南東部側の入り口から見た羽山第二隧道(=トンネル)。
通り抜けて、振り返ってみると・・・

これが県道⁉︎ と思わせる迫力の洞窟でした!
上を見ると・・・今にも崩れ落ちてきそうな巨岩が。

2kmに及ぶ羽山渓は「高梁川上流県立自然公園」に指定された景勝地。
龍が住んでいて昇天したと伝えられる「棲龍洞」という鍾乳洞があり、洞窟探検もできます。(完全装備でね!)

手掘り感たっぷりの羽山第二隧道は全長32m、幅3m。
当然すれ違うことはできないので、対向車のライトが見えたら入り口で待ちましょう。

いかがでしたか?
暑い夏にはぴったりのひんやりスポット。密にならず楽しめるドライブにいいですね。
*ただし県道なので歩き回ると危険です。写真を撮る場合は注意してください!
羽山第二隧道の概要
所在地 | 岡山県高梁市成羽町羽山 |
アクセス | 岡山自動車道・賀用ICから車で約40分 |
駐車場 | トンネル北西部から歩いて2~3分のところに約5台駐車可能 |
高梁市H | http://www.city.takahashi.lg.jp/ |