1月29日放送のMBS「ごぶごぶ」で、人混みの嫌いなダウンタウン浜ちゃんの指示により、京都・錦市場でコロッケ探索に向かった高橋姉妹。
そこは、お肉屋さんにあらず。なんと佃煮店でした。
この「井上佃煮店」で売られているコロッケが抜群に旨い!というのですが、そりゃ〜コロッケ好きの小ネタ隊も食べてみたい!
というわけで、行ってきました京都・錦市場の「井上佃煮店」。
本日は、井上佃煮店の名物、その名も「チョコレートコロッケ」を紹介しましょう。
京野菜使用の焚き物や佃煮を扱うお惣菜店
ダウンタウンの浜ちゃんは、大阪・天神橋筋商店街「中村屋」のコロッケの大ファンだそうですが、中村屋のコロッケは小ネタ隊にとっては少々甘すぎます。しかも肉が入ってな〜い。
小ネタ隊は、おやつコロッケよりも洋食屋さんで出される俵型のコロッケが好みなのですが、果たして、井上佃煮店のコロッケはいかに?
井上佃煮店は、その名の通り、コロッケ屋さんでも肉屋さんでも、まして洋食屋さんでもありません。店頭には、じゃことうがらしや、大根のたいたんやら、ひじき、ゴボウの焚き物が並んでいます。
いわゆるお惣菜屋さんです。
名物「チョコレートコロッケ」は1個120円
その片隅に、決して主張することなく置かれているのが、知る人ぞ知る、井上佃煮店の名物「チョコレートコロッケ」です。
一見すると何の変哲もないコロッケですが、大きさも小ぶりですし、大して旨そうにも見えません。
中村屋の揚げたてコロッケ1個70円に比べて、井上佃煮店のチョコレートコロッケは1個120円。かなり高めの設定です。観光地価格なのでしょうか。
さて、お味はいかがなものでしょう。
ガブっとかじってビックリ仰天!
チョコレートコロッケというネーミングから、チョコレート味のポテトが入っていると勝手に想像していたのですが、「これって、チョコレートや〜〜〜ん!」
中はチョコレートなのです。
チョコレートにパン粉を付けて、揚げたもので、コロッケにはあらず。
かなり美味です。
ただし、あくまでもコロッケではありませんので悪しからず。
老舗ののれんを守りつつ、新商品開発にも積極的
井上佃煮店の創業は1884(明治17)年。当初は琵琶湖の川魚を販売していましたが、冷蔵庫の普及に伴い、佃煮惣菜店へと移行していきました。
現在は、京野菜を使用した「万願寺とうがらし昆布」や「イカみょうが酢」、「ちりめん山椒」「葉わさび」などの佃煮類など約80種類を製造・販売しています。
新商品開発にも熱心で、店主の梅村猛さんが「店の名物を作りたい」と2004年に考案した「チョコレートコロッケ」が大ヒット。
製造方法は企業秘密だそうですが、牛乳と混ぜて一晩寝かせたチョコレートを、サッと揚げたチョコレートコロッケは熱々が旨い!
揚げたてを並べるとあっという間に売り切れてしまうほどの人気です。
チョコレートの揚げ物なんて、想像できないかもしれませんが、味のバランスは絶妙です。
一生に一度は食べておきたい逸品です。
チョコレートコロッケの隣には「ハリネズミドーナッツ」(1個120円)も置かれています。
かじってしまうのが可愛そうなくらい、見た目、とっても可愛いいドーナツです。
せっかくですから、カスタードをいただきましょう。
チョコレートコロッケのインパクトが強すぎて、キャラ的には今一歩でしょうか。
ま、ネタ的には面白いと思われますので、錦市場に行かれた節は、「チョコレートコロッケ」と合わせてお召し上がれ。
店名 | 有限会社井上佃煮店 |
住 所 | 京都市中京区錦小路通柳馬場西入ル中魚屋町485 |
電話番号 | 075-221-4357 |
営業時間 | 9:00-18:00 |
定 休 日 | 毎週水曜日/第一、第三日曜日/不定休 |
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