2017年には創業120年を迎えた神戸凮月堂。
ゴーフルやレスポワールなど繊細なお菓子を作り続けています。
元町商店街の神戸凮月堂元町本店のすぐそばに、神戸凮月堂の歴史やゴーフルの歴史を知ることができるミュージアムがあります。
クリーム色の外観、屋根には風見鶏。
とても綺麗で興味がわきました。
入館料タダな上にお土産つき!
制服姿の女性が「どうぞ」とプティーゴーフルとレスポワールを一枚づつ手渡してくれました。
ええとこやね。入館無料で写真撮影オッケー、おまけにお菓子まで配ってくれる。
最高のお・も・て・な・し
現在のプティーゴーフルの金型
昭和30年代〜昭和40年代に使われていたゴーフルの焼器。当時は電気、現在はガスで焼かれています。
プティゴーフルの缶。季節折々のもの、子どもたちの好きなキャラクターなど豊富ですね。外国人の方が日本土産にしそうなもの、野球ファンに向けたものなど。
ミュージアムの奥には当時実際に使用されていた調度品などが展示されています。
1897年(明治30年)創業されたときは欧風建築の店構えで、開店当時は銀行と間違えられたそうです。
1945年(昭和20年)の空襲で焼けてしまったあと、戦後に防空壕の材料に使われていたジュラルミンを建築資材としていち早く復興。元町ジュラルミン時代の写真やジュラルミン時代の喫茶室で使われていたテーブルなども展示されています。
こんな質問にも快くにこやかにスタッフの女性が教えてくださいました。
丹念に作られた手作りの焼き菓子「ゴーフル」
サクサク生地にクリームをサンドしたゴーフルは繊細なお菓子です。
戦争を乗り越え、職人さんの苦労があって商品として店頭に並んでいるんですね。
小ネタ隊はこれからは今までのような雑な食べ方はやめようと思います。
ちなみに昭和55年5月5日、五がフルに揃ったこの日から毎年5月5日は「ゴーフルデー」に定め、平成28年(2016年)に記念日協会の認定記念日になったそうです。
「子どもの日にはゴーフルを贈ろう〜」勝手にスローガンを掲げます。
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神戸風月堂ミュージアム
【開館時間】 11:00~17:00(13:00~14:00 休憩)
【休館日】 毎週水曜日