カメラ好きの方はご存知だと思いますが、RICOHのGRⅢは「究極のスナップシューター」と呼ばれています。
その理由は、ちっこいボディなのに高性能、しかも右手ひとつで操作ができるからです。
小ネタ隊は複数のカメラを所有していますが、最近の街歩きのお供はたいていGRⅢです。
上の写真は、iPhone7とGRⅢの大きさを比べたものですが、いかがですか?
なんと、GRⅢはiPhone7よりもはるかに小さい。
しかしカメラの性能は比べ物になりません。そりゃ、iPhoneは電話ですから、比べられるのも可愛そうですが、GRⅢのセンサーはiPhone7の20倍!
高性能かつ小さいGRⅢが、最高のパフォーマンスを発揮する舞台。それがストリートスナップなのです。
RICOH GRⅢには鶴橋が似合う
「究極のスナップシューター」の威力を発揮すべく、今回、小ネタ隊が選んだのは、大阪・鶴橋。JR環状線と近鉄電車の高架下に広がる闇市のような一大マーケットは、多くの観光客や買い物客でごった返すエネルギッシュなエリアです。
通路は狭く、暗い。しかも人混みがすごい。
思う存分に力を発揮できる舞台とあって、マイGRⅢくんも相当に気合が入っています。
設定はカメラ任せのプログラムAE。ストリートスナップの巨匠、森山大道氏ばりの写真を目指して粒子の粗いモノクロ仕上げ(ハイコントラスト白黒)にしました。
鶴橋市場は、6つの市場から構成されており、その広さは甲子園球場の2倍。店舗数は約800店を誇ります。中でも代表的なのが、コリアンタウンとして知られる「鶴橋商店街」です。
鶴橋の巨匠が紹介するディープ大阪
鶴橋を見続けて三十数年。鶴橋の巨匠・小ネタ隊が今どきの鶴橋をレポートします。
JR環状線・鶴橋駅改札口を右に曲がれば、すぐにコリアンタウンが広がります。GRⅢ隊員も嬉しそうです。
珈琲館ロックヴィラー
喫茶店もコリアンしていますね〜。
珈琲館ロックヴィラーのキムチサンド(650円)は一度食べたら、忘れられない味。キムチピラフ(700円)もあります。
06-6975-0315
韓国食材「金井韓物店」
ロックヴィラーを右手に曲がれば、鶴橋イチの人気店「豊田商店」があります。黄色のブルゾンを来た女性スタッフが目印ですからすぐにわかります。豊田商店を直進すれば、金井韓物店があります。
キムチやチャンジャなどの韓国食材を扱うお店で、最近の小ネタ隊のイチオシ店です。
キムチもさることながら、小ネタ隊がおすすめしたいのは、エゴマの葉っぱの醤油漬け。ピリッ辛のタレとエゴマの香りがご飯に合う!ほっかほかご飯と召し上がれ。これだけでご飯3倍はイケます!気のいいご夫婦(たぶん)が営んでいます。
TEL.06-6716-5964
鮮魚「たかやま商店」
金井韓物店のお隣は、たかやま商店さん。イオンやライフではお目にかかれない鮮魚が並んでいます。きれいなおねえさんが包丁をまな板に叩きつけながら、ぶった切る姿は圧巻です。
切っていたのは、こちらのあんこう。
これ全部で1000円はかなりお得。頭の部分だから安いのですが、胴体よりもゼラチン豊富でおすすめです。
TEL.06-6971-3616
暗いところに強いGRⅢ
RICOHのGRⅢは暗いところで俄然、威力を発揮します。とてもじゃないけど、iPhoneではこーはいきません。
暗い路地の多い鶴橋は、GRⅢの独壇場です。
鶴橋は、焼肉やキムチのイメージが強いのですが、実はおしゃれな高級ブティックも多く存在します。しかし、このマネキンはユニークですね。社交ダンス専門店のマネキンです。
モノクロではわかりづらいですが、色鮮やかなチョゴリは鶴橋ならではの光景です。また、チヂミやトッポギが食べれる屋台風のお店は、若い女性に大人気です。
が!
おすすめしたいのは、メイン通りから少し外れた、こちらのお店。
岡村商店さんの2階にある韓国料理店「おいそ」です。
韓国料理「おいそ」
怪しげな通路を2階へ上がると、店内は↓こんな感じ。
ごくごく普通の家っぽく、むっちゃくつろげます。
こちら一品メニュー。本場韓国の味は、韓国人旅行者にも大人気で、知る人ぞ知るお店です。
韓国料理といえば、やはりこれ。チャミスルですね。今回はGRⅢの紹介ということで、食レポは後日、改めて!
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右手にすっぽりと収まり、違和感なく町に溶け込めるGRⅢ。ぜひ、町を練り歩きながら、シャッターを切ってください。本日のショット枚数270枚。唯一の欠点は、つい撮りすぎてしまって、セレクトが大変になることですかね。
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