商都・大阪ゆかりの品が13万点「大阪商業大学商業史博物館」

東大阪にある大阪商業大学には、一般公開されている2つの博物館があります。一つはキャンパス外にある「大阪商業大学アミューズメント産業研究所」。
そしてもう一つが、今回ご紹介する「大阪商業大学商業史博物館」です。

大阪商業大学のシンボル「谷岡記念館」

商業史博物館は、キャンパス内にある「谷岡記念館」の中に設置されています。
谷岡記念館は、昭和初期の建造物である旧校舎を移転・復元した、大阪商業大学のシンボルともいえる建物で、2000年に国の登録有形文化財に指定されました。

商業史博物館には、商いの町「大阪」にゆかりのものが約13万点も所蔵されています。

大福帳・水帳・蔵屋敷資料などの古文書資料、両替天秤やモノサシ、秤などのさまざまな計量器、さらには地元、河内木綿の機織り機や農耕機具など郷土資料もあります。

やや、千両箱やないか！

隊長、誰もいないようですから、これもって逃げましょう！

ヨッシャ、これで貯まってる給料払えるわ

と思いきや、持ち去るどころか、持ち上げることもできません。
この千両箱には、2000枚の小判が入るそうで、その重さは22.5kg。
ホンモノの小判が入っていたら必死のパッチ、火事場のクソ力で持ち去れるかもしれませんが、ただの重りだけでは、「う、う、重い」。

腰いわしたらアカンから、今日はこのくらいにしといたろ

ただいま大学スタンプラリーに参加中

商業史博物館の見学は自由。
「大阪商業大学アミューズメント産業研究所」とともに、かんさい・大学ミュージアムネットワークの「スタンプラリー」に参加している博物館ですが、スタンプをゲットしたい方は2階の学術研究事務室まで。

小ネタ隊は、スタンプを探して3階建て、エレベーターなしのレトロな建物内をウロウロ。
太ももがパンパンになりました。
古い建物は見応えがありますが、高齢者にはなかなか厳しいものがあります、はい。