はじめての大阪観光なら、まずは押さえておきたい「べたグルメ」ミナミ編

先日、関東に住む従兄弟夫婦が大阪に遊びに来ました。夜行バスを降りて、まず出向いたところが、海遊館だったそうです。んなもん、東京にだってよう似たもんがあるでしょうが。わざわざ、大阪に来てまで行くところちゃいまんで〜、とツッコミますが、どうも大阪流のツッコミにはついていけないようです。
まともに「どこに行ったらいいですか？」と聞かれました。
「そりゃ、大阪ちゅうたら、人間ですがな。マンウオッィング！大阪人はおもろいで〜」
「はあ、それはどこに行ったら見れますか」
「目の前におるがなっ！」
普通はここで爆笑となるのですが、ご主人は東北出身の人らしく、真剣に見つめられてしまいました。やりにく〜。

というわけで、大阪にはじめて来た人のための、これだけは押さえておきたい「定番べたグルメ」を紹介しましょう。

大阪といえば、やはり粉もんです。たこ焼き、お好み焼き、うどん。この3つは絶対にはずせません。しかも大阪人観察といえば、なんといってもミナミです。大阪グルメと同時に大阪人を満喫できるお店を紹介します。

大阪アメリカ村　甲賀流本店

アメリカ村三角公園に面する「甲賀流本店」のたこ焼き。今でこそたこ焼きにマヨネーズは当たり前ですが、実はここが発祥のお店。40年間変わらぬ大阪流のたこ焼きをぜひご賞味あれ。。三角公園でアツアツのたこ焼きをほほ張りながら、まずは大阪人の観察をしてみましょう。

道頓堀　お好み焼き　三津の

昭和20年創業のお好み焼きさん。大阪の台所黒門市場から仕入れる特選素材をはじめ、天かす、塩、一味、ポン酢、米に至るまでじっくり吟味。昔懐かしい洋食焼から山芋焼まで、メニューも豊富です。

道頓堀　今井

昭和21年創業の老舗。北海道産の天然昆布と九州産のさば節とうるめ節を使用しただしは、しっかりとしたコクと旨味を持ちながら、上品な薄味に仕上げた自慢のおだし。最後の一滴まで飲み干してしまう、大阪名物「けつねうどん」をぜひ。 場所は、道頓堀のど真ん中。カニの看板や食い倒れ太郎にも会えます。