でんぼの神さん、「石切さん」。
正式名称は「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」と言いますが、地元民でも知っている人は少なく、皆「石切さん」と呼んでいます。
今回はそんな「石切劔箭神社」を紹介しましょう。
でんぼってなに?
ところで「でんぼ」って何かおわかりになりますか?
世界共通語で言うならば「おでき」「できもの」のことです。
本殿前には「でんぼ」や「病い」を治したい一心で、お百度参りをしている人がたくさんいます。
境内に置かれた2つの石の周りを、時計回りに100往復するのですわけですが、途中で「アレ?今何週目だっけ?」とならないように、お百度紐なるものを使います。
神社に設置されているお百度紐を使用するときは、お賽銭するようにしましょう。
石切劔箭神社の見所は?
絵馬殿
饒速日尊(にぎはやひのみこと)と息子の可美真手命(うましまでのみこと)が左右に祀られています。
それぞれが手にしている天の羽羽矢(あめのははや)と布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)は石をも貫くと言われています。
本殿とご神木
祈り亀
願いごとを書いて亀のお腹に詰めます。
亀がウジャウジャ、キモカワ状態。
みなさんの願いが叶いますように。
神社よりも「石切参道商店街」が目的の人も多い
近鉄奈良先石切駅から石切劔箭神社まで続く参道にはいろんなお店があります。
「いしきりさん」に行く目的は?参道でブラブラぶらっチング。参道にひしめきあっている占い屋さんに入って人生相談。手相ありタロットありなんでもありです。
山菜おこわやおもちなど美味しいものもたくさんあります。
おでん、うどん、明石焼き・・・誘惑がいっぱいです。
実は「いしきりさん」二の次ここがメインの方も多いんです。
お土産にはつるぎ堂の味噌煎餅や太田屋の紅梅焼などお土産にできるものもたくさんあります。
小ネタ隊おすすめは久保ひろうす店の「ひろうす」。
ぎんなん、しいたけ、きくらげ、人参、ごぼう、つくね芋を使った栄養満点のひろうすです。あ?「ひろうす」わかります?がんもどきのことです。
参道は行きはよいよい帰りは怖いの坂道・・・
小ネタ隊は今回来た道を戻らずに近鉄けいはんな線新石切駅に戻ることになり、泣く泣く「ひろうす」を買い求めることを諦めました。
大阪府東大阪市東石切町1丁目1−1
TEL072-982-3621
[アクセス]
近鉄けいはんな線「新石切」駅下車徒歩7分
近鉄奈良線「石切」駅下車徒歩15分
駐車場あり