広島県の瀬戸内海に浮かぶ「江田島」。
中国地方の中で3番目に大きな面積を誇っている島でもあり、島の外周にはサイクリングロードが整備されていることから、サイクリストの穴場スポットとしても知られています。
そんな江田島の名産品の1つが「オリーブ」です。
瀬戸内海の温暖な気候を活かし、江田島の市民・企業・行政が一体となってオリーブによる地域振興を目指しています。
今回は江田島名産品のオリーブで作られた「オリーブオイル」が味わい尽くせる施設「江田島オリーブファクトリー」を紹介します。
「江田島オリーブファクトリー」とは?
「江田島オリーブファクトリー」は、江田島市大柿町にあるオリーブの6次化複合施設です。
1つの施設に下記の1〜3次産業それぞれの機能が備わっており、江田島名産のオリーブ「安芸の島の実」をPRするための施設となっています。
具体的には、施設内でオリーブの栽培や収穫(第1次)を行い、加工(第2次)も自社の加工場によって行われます。
さらに、作られたオリーブオイルは施設内のレストランやショップで販売(第3次)されます。
このように生産から販売までを一手に担うことで、名産品を使った地域振興や食文化の発疹を目指しています。
レストランではオリーブオイルの楽しみ方を提案!
施設内のレストランでは、パスタやピッツァといったイタリアンのメニューを中心に提供しています。
今回私が頼んだのは「新鮮野菜と生ハムのサラダピッツァ」(1,300円/税別)です。
ピザ生地の上にレタスやトマト、生ハムといった乗せられたピッツァで、普通のものとは異なり、チーズやトマトソースなどは使われていません。
6種類のオリーブオイルが自由に味わえるスタイル
「江田島オリーブファクトリー」のレストランで印象的だったのが、料理と一緒に6種類のオリーブオイルがテーブルに運ばれてくることです。
右から順に、下記のように並んでいます。
- 「安芸の島の実 江田島搾り」:広島産オリーブ100%使用
- 「安芸の島の実 ペペロンオイル(激辛)」:広島産の唐辛子「キャロライナリーバー」を使用
- 「安芸の島の実 ペペロンオイル」:広島県産唐辛子を使用
- 「安芸の島の実 ハッサクオイル」:広島県呉市産のハッサクを使用
- 「安芸の島の実 レモンオイル」:広島産レモンのを使用
- 「安芸の島の実 ヴィクトリアブレンド」:オーストラリア産オリーブオイルとのブレンド
- 「安芸の島の実 トスカーナブレンド」:イタリア産オリーブオイルとのブレンド
それぞれ味わいや香りが全く異なるオリーブオイルなのですが、なんとこの6つを自由に使っていいそうです。
使い方としては、ピザにかけて楽しむのですが、それぞれ個性が異なるので非常に面白いです。
オリーブオイルは調味料
イタリアンなどではオリーブオイルを調味料として使うことがあるそうですが、その意味がこのお店で理解できました。
ピザに躊躇なくオリーブオイルをかけて食べると、口に入れた瞬間に豊かな風味が広がっていきます。
しかも、ピリッとした辛味があるものや、柑橘系の爽やかな香りがあるものなど、種類が豊富なので、いろいろなオリーブオイルを試すのがおすすめです。
ここまでオリーブオイルを贅沢に使えるお店は中々ないと思います。
これも生産から販売までを1つの施設でになっているからこそできるサービスなのかもしれません。
江田島にお越しの際は、「江田島オリーブファクトリー」でオリーブオイルの魅力を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?
江田島・呉エリアの名産品ショップもお土産におすすめ!
「江田島オリーブファクトリー」には、同施設で製造しているオリーブオイルや江田島・呉エリアの名産品が購入できるショップも展開されています。
安芸の島の実を使ったオリーブオイルやコスメ、雑貨なども揃っており、オリーブオイルのテイスティングもできるのでおすすめです。
レストランで気に入ったオリーブオイルを見つけたら、ショップでお土産を買っていきましょう!
「江田島オリーブファクトリー」の概要
住所 | 広島県江田島市大柿町大君862-3 |
電話 | 0823-57-5656 |
営業時間 | 11:00~18:00 日曜営業 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜日休み) |
食べログUR | https://tabelog.com/hiroshima/A3404/A340405/34022504/ |