神戸・南京町のはじまりは、1868年に誕生した雑居地まで遡ります。
明治新政府により、神戸港開港とともにやってくる外国人のための雑居地が作られました。
雑居地というのは、「外国人居留地」および居留地以外で外国人に居住が認められた地域のことを言います。
その「雑居地」の一角に自然発生的にできた市場(マーケット)が、現在の「南京町」のはじまりと言われています。
2018年に150年を迎え、2019年2月末まで『南京町生誕150年記念事業』として、さまざまなイベントが行われています。
2019年の春節祭は2/3、5、9〜11日
旧暦で節句を祝う中国では、旧暦のお正月を「春節」として盛大に祝います。
この時期の中国は爆竹が鳴り響き、祝い事にはかかせない龍や獅子が舞い踊り、大いに賑わいます。
神戸・南京町でも旧暦の正月に合わせ、1987年(昭和62年)から「春節」をアレンジし、「春節祭」として開催が始まりました。
南京町生誕150年に当たる第31回の春節祭は2月5日(金)、2月9日(土)・10日(日)・11日(月・祝)の4日間開催。2月3日(日)には、春節祭のプレイベントも実施されます。
最大の見どころは2月5日の「中国史人游行」
最大の見どころは、旧暦の元旦にあたる2月5日(火)に開催される「中国史人游行」です。
京劇の衣装とメイクで三国志の英雄や楊貴妃などに扮し、元町商店街や三宮センター街をパレードします。
時間は12時30分〜17時30分頃。
詳しくは、「第31回南京町 春節祭」の公式ホームページをご覧下さい。
https://www.nankinmachi.or.jp/event/shunsetsu/2019/index.html#shunsetsu2019