須磨海浜水族園の開園は1987年7月のこと。
今から30年以上も前のことですが、いまだに家族連れに人気のスポットとなっています。
今回は、地元の人に愛され続けている「神戸市立須磨海浜水族園」を紹介します。
愛称「スマスイ」として、子どもから大人まで大人気のスポット
1957年に開園した「須磨水族館」をリニューアルして、1987年7月に現在の「須磨海浜水族園」が開園されました。
「スマスイ」と呼ばれ、小さな子どもから大人まで広い世代の方々に愛され続ける水族館です。
飼育生物の数は約600種、約1万3,000点。
バンドウイルカやラッコをはじめピラニアやピラルクといったアマゾンの生きものたち、オーストラリアハイギョや日本ではここでしか鑑賞できない中国産のパイユといった珍しい魚もいます。
また、園内にはプレイランドもあり、メリーゴランドやサイクルライダーなどの遊具で楽しく遊ぶこともできます。
昼食はお弁当広場でお弁当を広げられる他、園内にあるレストラン「和楽園」やファーストフード店「マリンショップ1号」などが利用ができます。
サメやエイが優雅に泳ぐ大水槽
水量が1200tある水槽では迫力のあるシロワニ、群れて行動するアジの仲間達、優雅に泳ぐエイなど様々な魚を見ることができます。
小さな子どもたちはここに立ち止り、この場から離れようとしません。
スマスイといえばイルカショーでしょ!
海のさかな水槽
群れで行動する魚、周りの環境に合わせカムフラージュする魚、毒やトゲで身を守る魚、共生する魚など、様々な生きざまを見ることができます。
ニモとはカクレクマノミのことです。映画「ファインディング・ニモ」で有名になりました。
無せきつい動物水槽
オオムガイやサカサクラゲなどのカンブリア紀に誕生した古生代の海から進化しながら生き続ける多細胞生物、節足動物、軟体動物などを展示しています。
それでは屋上展望広場平成27年3月20日リニューアルオープンした屋上展望広場に行ってみましょう。
ここは「カピバラ」の展示水槽を増設。大人から子どもまで楽しめる体感型遊園地になっています。
ラッコ館
ラッコが生息している環境に合わせるため水温13℃、室温15℃、湿度65%に自動的にコントロールされています。
水深3.5mの水槽では毛づくろいや眠っているラッコの可愛い仕草を見ることができます。
1日3回ある餌やりの実演では解説を聞きながら餌を食べる様子を見ることができます。
シールピース
シール(seal)とはアザラシのこと。トンネルから顔を出しては興味津々の様子、ウォータースライダーは得意気に滑降。
お昼寝顔はとてもユーモラス。さまざまな表情が観察できます。
ふれあいデッキでは「アザラシにタッチ」が大好評。
イルカライブ館
スマスイで一番人気のスポット。11時、12時30分、14時、15時30分の1日4回、イルカショーが開催されています。
ショープールは水深3.5m、水量690t。
観客席は1700名収容ですが、開園直前に行くと後ろの方から立ち見になります。できるだけ前の方に座りたければ開園30分前には席の確保をしておきましょう。
ただし、前から5列ほどはビッショビショになる覚悟をしておきましょう。
イルカのダイナミックなジャンプや演技に拍手喝采。
イルカライブ以外の時間もイルカ達がゆったりと泳ぐ様子を見ることができます。
「ペンギンのお散歩ライブ」を実施中
5~10羽のペンギンたちが飼育エリアを飛びだして、お弁当広場をお散歩します。
泳ぐ姿とは違ったしっかりとした足取りで歩くペンギンたちに出会えます。
13時45分(約15分間)※12月以降は開催時刻を変更します。
施設名 | 神戸市立須磨海浜水族園 |
住所 | 神戸市須磨区若宮町1-3-5 |
電話 | TEL.078-731-7301 |
開園時間 | 午前9時~午後5時 ( 夜間延長開園あり ) ※ご入園は閉園1時間前まで |
定休日 | 毎週水曜日(年末年始、祝日は開園) ※工事休園日/平成30年12月3日(月)、4日(火) |
入園料 | 大人(18歳以上) 1,300円 中人(15歳~17歳) 800円 小人(小・中学生)500円 幼児 500円 ※高齢者・障害者の方への割引 高齢者(満65歳以上で住所・年齢が確認できるものをご持参)の方で市内は5割引、市外2割引 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳療育手帳、特定疾患医療受給者証・先天性血液凝固因子障害医療受給者証、小児慢性特定疾患承認書をご持参の方は免除 |
アクセス | JR「須磨海浜公園」駅から徒歩5分 山陽電鉄「月見山」駅から徒歩10分 |
駐車場 | 専用駐車場なし ※周辺駐車場案内/須磨海浜公園駐車場1,090台 |
公式ホームページ | http://sumasui.jp/ |