JR伊丹駅から酒蔵通りを阪急伊丹駅方面に向かって3分ほど歩くと、右手に土蔵造りの長屋が見えてきます。手前から創作和食の店、カレー屋さん、お蕎麦屋さん、鉄板焼き屋さんの4店舗が軒を連ねています。
【頑張っている人応援企画】第5弾は、そのうちの真ん中2店、カレーの「ナゴミヤ」と出雲蕎麦の「奥出雲そば処 一福 伊丹店」を経営する西垣聡一さん(37)を紹介します。
しんやとよーへいはネタの宝石箱や〜
例によって例のごとく、西垣さんと小ネタ隊はカメラ繋がり。写真家の高橋伸哉氏と澤村洋兵氏が主宰するオンラインフォトサロン「しんやとよーへい」のメンバーです。
400人以上いるメンバーの中で、西垣さんは数少ないストリートスナップ系を好む人。しかも小ネタ隊と徘徊エリア、ターゲットが非常に似通っています。
西垣さんのインスタがこちら↓
この投稿をInstagramで見る
西垣さんが好む場所は、西成・大正・京橋。いわゆるディープ大阪です。
なお、ネタの宝石箱、いや個性派揃いのカメラ好きが集まる「しんやとよーへい」に興味のある方は、下記の記事を参考にしてください。
伊丹酒蔵通りで2店舗を経営
さて、仕事と趣味は別という西垣さんは、2つの飲食店を経営しています。
一つがカレー専門店の「ナゴミヤ」で、もう一つが「奥出雲そば処 一福 伊丹店」。
今から8年前、当時、店長だった西垣さんが前オーナーから引き継ぐ形で「ナゴミヤ」のオーナーとなりました。一方、「一福」のオーナーとなったのは今から4年前です。高齢により店をたたもうとしていた前オーナーから店を譲り受けました。
両店ともに、地元・伊丹で人気の店に育て上げた西垣さんですが、「さすがに店をたたむことも頭をよぎりました」と言います。
コロナ禍で培った「頑張る力」
新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う自粛要請で、徐々に客足は遠のき、2020年4月7日の緊急事態宣言。休業要請は出されなかったものの売上げは70%減。先の見えない不安、両店併せて15人程度の従業員たちの雇用。それを救ったのが、写真でした。
一眼レフカメラを使用した本格的な料理写真は機材もなく自信もなかったので、誰でもキレイに撮れるスマホで撮影し、大急ぎでテイクアウトのメニューを作成。
これまでのテイクアウトメニューを大幅に増やし、急場をしのぎました。
現在は、来店客も徐々に戻り、加えてテイクアウト需要も継続して維持しています。
カレー専門店 ナゴミヤ
ランチ、ディナー、大小宴会におすすめのカレー屋さん。
西垣さん自慢のスープカレーをはじめ、ロースカツカレーやビーフカレーが人気。冬はカレー鍋もおすすめ。
住所 | 伊丹市伊丹1丁目8-22-2 |
電話番号 | 072-767-6510 |
営業時間 | 11時〜15時、17時〜21時 |
定休日 | 不定休 |
参考ホームページ | https://www.hotpepper.jp/strJ001146626/ |
奥出雲そば処 一福 伊丹店
山陰・中国・関西エリアに11店舗を展開する「奥出雲そば処 一福」(本部・島根県飯石郡)のフランチャイズ店。割子そばやそば出汁で食べる豚しゃぶ鍋が人気。島根の地酒も人気。
住所 | 伊丹市伊丹1丁目8-22-3 |
電話番号 | 072-779-8050 |
営業時間 | 11時〜15時、17時〜21時 |
定休日 | 不定休 |
参考ホームページ | https://www.hotpepper.jp/strJ000506328/ |