神聖の生原酒は伏見と京橋、どっちが旨いのか?

小ネタ隊のお気に入りの店のひとつに、京橋の「鳥せい」があります。ここは京都・伏見の蔵元・山本本家が営む焼き鳥屋さんで、19時までなら銘酒「神聖」の原酒に焼き鳥5本がついて、たったの1,000円!
ま、お酒が1杯で済むわけはないので、2,000円くらいはかかってしまいますが、それでも安い!

と、ここで疑問が湧きます。

蔵元で呑めば、運送費にかかるコストと時間がかからないので、もっと安く、さらに旨い酒が飲めるのではないかと。

というわけで、行ってまいりました!
本日は、京都・伏見の「鳥せい本店」を紹介します。

鳥せい本店突撃レポート

「鳥せい本店」は、京橋店とは全く趣きを異にし、京都・伏見ならではの歴史を感じさせてくれます。いかにも酒蔵が運営しています感がいいですね〜。
あっちは京橋の焼き鳥屋感がプンプンで、客層も「さあ、昼間からガンガン呑んだるで〜」という雰囲気ですが、こちらは京都観光を満喫するお上品なお客様が中心。「橋」と「都」ではさすがに、「都」に軍配が上がります。

皆さん酒蔵の雰囲気を味わいながら、たしなむ程度に呑んでいます。間違っても、京橋みたいに昼間っからクダをまいている酔っ払いオヤジはおりません、たぶん。

お車でお越しの方に対して、「呑んだら、どうぞ置いていってくだされ」という配慮が嬉しいです。

本日はランチメニューをいただく

小ネタ隊も本日は、呑みメニューではなしに、ランチメニューをいただくことにします。ここでヘベレケになってしまっては、帰るのがしんどくなってしまいますし、せっかく伏見くんだりまでやってきたのに、「鳥せい」だけで終了なんて悲しすぎます。

それにしても、蔵元に併設するレストランというのは、とてもリーズナブルです。しかもお酒が安い
お目当ての蔵出し原酒は1杯399円。確か、京橋店は410円だったはず。予想どおり、ほんの気持ちだけ安い。
電車賃はかかっているものの、なぜか得した気分になります。

もちろん、小ネタ隊は蔵出し原酒を所望。ちなみにランチ限定でミニグラス200円もあります。

待望の神聖蔵出し原酒をいただく

蔵出し原酒は、店内のど真ん中に置かれたサーバーから、ビールのように浪波と注がれます。
冷えた感が伝わってくるタンクがたまりません。

では、いただきます。

くっ〜、バリ旨!まさに神の清酒。
「五臓六腑に染み渡る」という表現がピッタリなシアワセな瞬間。今まで生きてきた中で一番シアワセです!って毎回言っているような(笑)

グラスの底に「神聖」があってもいいじゃないか…なんてグタグタ言いながら呑む酒ってさいこ〜

せっかくですから料理も紹介しておきましょう。

京都にこだわらなければ、「京橋」に軍配

千姫御膳1,300円。当たり前だけど、鳥ばっか。ご飯の量多め。つくねのハンバーグ(左)大きめ。漬物旨し。さすがランチです。ボリュームたっぷり。

こちらは焼き鳥定食。焼き鳥5本ついて780円。同じくご飯多い。漬物旨し。

はっきり言って、焼き鳥アテに神聖をいただくなら、京橋の方が上ですね。
蔵出し原酒が10円安いのは嬉しいけど、焼き鳥は、京橋の方が断然に旨いです。

「鳥せい本店」の横には、生原酒が買える売店も併設されています。ちなみに利き酒はやっていませんでした。ざ、ざ、残念!

さ、さ、月桂冠で飲み直し飲み直し…

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