猫を眺めながらお泊まりができる世界初の保護猫カフェ「ネコリパブリック大阪」

部屋の中に放し飼いにされた猫とじゃれ合う「猫カフェ」。
実は大阪が発祥というのをご存じでしょうか。

台湾発祥の猫カフェを、日本で初めて開業したのは、2004年に大阪市北区にオープンした「猫の時間」だとされています。

そのため、大阪には南国リゾート風や和風など、さまざまな演出を施した猫カフェがたくさんあります。

今回は、猫を見ながらお泊まりができる「ねこ旅籠」なるものにズームイン!

隊員
ふる〜

宿泊客は2階ゲストハウスの施設が利用可能


大阪・長堀橋にある「ネコリパブリック大阪」は、全国でも珍しいお泊まりスペース「ねこ旅籠」を併設する猫カフェです。猫を眺めながら、眠ることができるというもので、利用料金は22,728円(税別)。

隊長
「にゃんにゃんナニワ」ってことね

完全貸し切りで1名〜8名まで利用可能。素泊まりですが、8名で利用すれば一人あたり3,000円程度で利用することができます。

壁面には、保護猫活動のために寄付した企業・個人の名前が掲載されている

ねこ旅籠の利用者は、2階にある日本最大級のゲストハウス「THE STAY OSAKA 心斎橋」のラウンジルーム、シェアキッチンなどが無料で利用できる上、ねこ旅籠のシャワールームが使用中の場合は、2階の共同シャワールームも利用できます。

ビジネスとして保護猫たちをサポート

「ネコリパブリック大阪」には常時13匹前後の猫が在籍していますが、これらの猫ちゃんたちは、なんとみんな保護猫なんです。

人間の身勝手で捨てられた猫ちゃんたちを守るために、岐阜県在住の猫好きな女性・河瀬麻花さんの手によって2014年に「ネコリパブリック(通称ネコリパ)」なるものが設立されました。

目指すは、2022年2月22日までに日本の行政による猫の殺処分をゼロにすること。
保護猫の里親探しを行ないながら、猫と人との新しいライフスタイルを提案しています。

大阪店の西窪直美店長(右)は、河瀬さんの取り組みに賛同した一人。数年前までは「猫を全く触ることができなかった」というから不思議

ネコリパは保護猫団体や愛護団体ではなく、ビジネスとして自走しながら保護猫活動を行っている会社。
保護猫カフェをはじめ食堂、ブランドストアなどを展開しています。

ボランティアや寄付金以外にも支援の仕方はいろいろ。保護猫カフェで猫と戯れたり、店舗やオンラインショップで買い物したり、イベントに参加することで、収益の一部が活動費(保護猫の食費、医療費など)になる

朝晩のお世話もできるぞ!

「ネコリパブリック大阪」は、全国に6つある保護猫カフェの一つであり、猫を見ながらお泊まりできる唯一の施設です。

隣接の保護猫カフェ「ねこ浴場」閉店後は、22時まで猫ちゃんたちのお世話体験ができ、さらに開店前にもお世話体験ができます。

通常の猫カフェでは見られない、活発なねこたちと触れ合うことができるとってもユニークな施設です。
ネコリパブリック大阪の様子を動画にまとめましたので、ご覧ください。

ネコリパブリック大阪の概要

住所 大阪市中央区島之内1丁目14-29
電話 06-4708-3889
営業時間 平日:12時-21時 土日祝:12時-20時
定休日 なし
料金(税抜き) <ねこ浴場(カフェ)>
平日10分200円、土日祝10分250円
ドリンク飲み放題350円(必須)<ねこ旅籠(宿泊)>
1名〜8名まで
旅籠まるごと貸切プランのみ
22,728円
公式HP https://www.neco-republic.jp/necoyokujo/

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