香川名物「一鶴」の骨付鳥が大阪で食べられるシアワセ


一日に一食は必ず讃岐うどんを食べる香川県人が、一週間に一度は必ず食べるという鳥料理があります。
大阪における551のようなものだと思ってもらえればいいでしょう。
それが「一鶴」の骨付鳥です。

香川県人がこよなく愛する鳥料理

大阪人にとって551といえば、「551の豚まん」のことを指します。他府県の人は「551の豚まん」のことを「肉まん」だと思ってる人がいるようですが、「551の豚まん」は「肉まん」ではありません。あくまでも「551の豚まん」なのです。

同様に、香川県人にとって一鶴といえば、「一鶴の骨付鳥」のことを指します。「一鶴」はお店の名前ですが、「一鶴」といえば「骨付鳥」なのです。鳥料理では決してないのです。

ちなみに「一鶴」は、「いっかく」と呼びます。
大阪には鶴橋に「鶴一(つるいち)」という焼肉屋さんがあるので、「いちつる」と呼びたいところですが、「一鶴」は「いちつる」ではなく「いっかく」と音読みしてください。

一鶴の骨付鳥はビールと抜群に合うのだ

さて、すっかりややこしくなりましたが、本題です。
なんと、香川県人がこよなく愛する「一鶴」が大阪でも食べられるということで、行ってきました〜「一鶴 西梅田店」。
今回は「一鶴 西梅田店」のご紹介です。

一鶴は香川県に6店舗を展開する鳥料理専門店です。創業から60余年、名物となっているのが骨付鳥と命名された鳥料理です。簡単に言えば、鳥のもも肉の照り焼きなのですが、独自の製法によるタレがむちゃむちゃ旨いのです。

B級グルメの代表格として、関西ライダーたちにも馴染みが深く、讃岐うどん巡りに、一鶴1店舗を加えるのが香川ツーリングの定番となっています。

が!残念なことに、ライダーにとってアルコールは厳禁。日帰りライダーには、ビールと一鶴のスーパーコラボを味わうことができないのです。

香川県人が「ぷは〜」と旨そうにやっているのを尻目に、いつも悔しい思いをしていた小ネタ隊ですが、念願の「ぷは〜」を体験することができました。

「かわ」と「もつ」でとりあえずビール!

骨付鳥は出てくるまでに10分ほどかかりますので、サクッと出てくる「かわ酢」と「もつ煮付け」(いずれも411円)で、とりあえずビール。
生ビールには大(892円)と中(524円)がありますが、小ネタ隊的には中ジョッキをお勧めします。
値段は割高になりますが、ビールはちべたくないといけません。大ジョッキはぬるくなってしまいますからね。

ほどなくして骨付鳥の登場です。
一応切れ目は入っていますが、がぶっといくのが通。
お汁がこぼれないように、紙エプロンも用意されていますが、ワイルドに食うのが旨いのです。
当然ながら、「中ジョッキもう一丁!」

隊長
ぷは〜〜〜

お勧めは、アゴが疲れるほど硬い「おやどり」

いや〜、これは最高に旨いですね。
ニンニクの効いたパンチのあるお味は、ビールに合う合う。
香川県人が一週間に一度は食べたくなる味というのも理解できます。

さて、一鶴の骨付鳥は「おやどり」(1,008円)と「ひなどり」(894円)がありますが、小ネタ隊のお勧めは「おやどり」です。柔らかい「ひなどり」と違って、「おやどり」はアゴが疲れるほど硬いのですが、噛めば噛むほど味が染み出てきて、こいつが実に旨い!

隊長
これがほんまもんの鳥の味やで

鳥好きには、たまらない逸品です。

一鶴ホームページよりhttps://www.ikkaku.co.jp/

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