「とにかく、10,000字書け」と言ってもなかなか書けるものではありません。
原稿用紙と鉛筆の時代から文章を書き続けてきた小ネタ隊にしても、シャラランと書けるようになったのはホント最近のことです。
実は、小ネタ隊は文章を書くのが遅い!のです。
最初の数行でいつも止まってしまい、「もう締め切りに間に合わない!」というときになってやっとお尻に火がつき、どうにかこうにか書き上げるタイプ。
だから個人の日記なんて大の苦手です。
お金をもらって、お尻を叩かれて、やっと書けるのです。
なぜ、小ネタ隊が最近シャラランと書けるようになったかは、一冊の本との出会いがありました。
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数あるライティングの教科書の中から一冊を厳選
ノウハウコレクターである小ネタ隊は、これまで数多くのライティング関係の本を読んできました。実際には読んできたというより、購入してきたというほうがいいのですが、あっちの人が「いい」という本を本屋で買い、こっちの人が「いい」という本をアマゾンでポチり、それで賢くなった気分になっていました。
だいたい、人の意見なぞ聞くようなタイプではないので、数ページ読んでイヤになってしまいます。
ライティングの本は、どうも文法の教科書を読んでいるようで、いや〜になってしまうのです。
そんな小ネタ隊ですが、「うまく、はやく、書ける文章術」(著・山口拓朗)だけはなぜか常日頃から愛読しています。
もちろん、全部は読んでいません。「これは使えるかも!」と思えるところだけを何度も読んでいます。
本「稼げるブログの作り方」は、最短で稼げるブログを作る方法なので、「うまく、はやく、書ける文章術」のいいとこ取りだけを伝授します。
「小ネタ隊のいうことは信用ならん。ワシは全ページ読む!」という方は、Amazonで取り寄せて読んでください。そりゃ、「はじめに」から読むことが一番です。
しかも「うまく、はやく、書ける文章術」は字が大きいし、行間が広く、2色刷りなので、老眼鏡もハズキルーペも必要なく読むことができます。
手っ取り早く2点だけをピックアップ
「うまく、はやく、書ける文章術」は200ページ以上ありますが、ページを贅沢に使っているので2時間もあれば読めると思います。
この中で小ネタ隊が特におすすめしたいのは下記の2点です。
- 「文章の見取り図」法
- 「そもそも」法
文章の見取り図法というのは、書く前の準備です。
いきなりパソコンを立ち上げて、真っ白なファイルに向かっても、な〜んも書けないことでしょう。
これは小ネタ隊とて同じです。
まず全体を俯瞰しよう
ノートに9つのマス目を書き、真ん中にテーマを、そして周りに8つの準備を書いていきます。
<8つの準備>
- 読者ターゲットを明確にする
- 読者のニーズを把握する
- 文章の目的を明確にする
- 読者の反応を決める
- メッセージをひとつにしぼる
- 文章の切り口を工夫する
- 文章のレベルを決める
- 文章のテイストを決める
この8つの準備を書いたチャート図を手元に置いて書き進めていけば、途中で方向性がブレることがなくなります。
時間がない人は①②③だけでも明確にしておきましょう。
文章につまったら「そもそも」とつぶやいてみる
もう一つは「そもそも法」です。
「とにかく書け」「1,500字を7記事書け」と言われても文章を書くことに慣れていない人にとってはなかなかできるものではありません。
たとえばグルメ記事を書く場合、「大阪・梅田のカツ丼屋『かつ一』に行ってきました。すごく美味しかったです」で、写真と住所、食べログやぐるなびの引用文を貼り付けただけでは誰も読んでくれませんし、まず検索にかかりません。
なぜならオリジナル性がないからです。オリジナル性を出すためには、自分ならではのエピソードや感想を書く必要がありますが、なかなか思いつかず、すぐに手が止まってしまいます。
そんなときに利用したいのが、「そもそも法」です。
文章がつまったときに「そもそも」と入力するわけです。
たとえば、
「大阪・梅田のカツ丼屋『かつ一』に行ってきました。すごく美味しかったです」と入力したところで、パタッと手が止まってしまったら、「そもそも」と入力してみてください。
すると、
「そもそも、僕はカツ丼が大好物なのです。なぜなら…」と続いていきませんか。
「うまく、はやく、書ける文章術」では、他に「なぜ?」「どうやって?」などの文言を駆使して、文章に厚み、オリジナル性を出すテクニックが紹介されています。
興味ある方は、ぜひご一読ください。