オープン以来、ずっと気になっていたお店です。
というのも、まず店名が読めません。
そして、何屋さんか分かりません。しかし常に長蛇の列ができているのです。
本日は、ラーメン激戦区福島の中でもひときわ注目度の高い「別邸 三く(べってい さんく)」をご紹介しましょう。
さすがは「三く」の別邸
「別邸 三く」のオープンは2017年7月30日。「別邸」というだけあって、福島の人気ラーメン店「三く」の支店のようなお店です。
「三く」グループのこだわりが随所に
さて、今回注文したのは、お店一押しの「だし節・とんこつらーめん」(900円)。
値段は少々お高めですが、ま〜これが旨いのなんの。
さすがは行列のできる店「三く」の別邸だけのことはあります。
本店の他にも、うどんの「讃く」、そばの「山く」があり、いずれも行列のできる店ですが、音で読むとみな「サンク」。店主のこだわりでしょうが、かなりややこしい。
こだわりは店の至る所に感じられます。
まず、営業時間は「11時39分〜15時39分、17時39分〜23時39分」。
なんでこんなけったいな時間なのかおわかり?
そう!「サンク」で39分。
こだわりはおもてなしにも
そして、邪魔にならないように荷物やコートは、「膝元奥のフック」もしくは「椅子下のカゴ」。さらには料金は先払いで、「必ずお一人様一杯のご注文を」などと、店内のあちこちに張り紙がしてあります。小ネタ隊のようなルーズな人間は、本来かなり苦手な店なのですが、張り紙のウザさに反して、店員さんは非常に丁寧で親切でありました。
ラーメンの汁が服に飛び散らないように紙の前掛けを用意してくれ、さらには店の外までお見送り。
スタッフ教育が行き届いているのでしょう。非常に気持ち良く、ラーメンをいただくことができました。
魚介とんこつ味のスープが旨すぎるぜぃ!
本店は煮干しラーメンが人気だそうですが、こちらは豚骨味。魚介類ベースの豚骨スープはラーメンというよりも鍋の〆にいただく中華麺のよう。スープがあまりにも旨すぎて、器の中に白飯を放り込みたい衝動にかられますが、ブタのもと、高血圧のもとになると思い、ここはグッと我慢する小ネタ隊でありました。
ちなみに、残ったスープの中に白飯をまぶす食べ方はお店も推奨しています。絶対に旨いと思われますので、ブタ・高血圧を気にされない方はぜひチャレンジしてみてください。