パクチーが限りなく主張してくる「京都・万豚記」の汁なし担々麺


「万豚記」と書いて、“ワンツーチィ”と読みます。中国で豚は富と幸福の象徴とされていますが、「万豚記」は縁起のよい豚がたくさん増えるという意味だそう。関東を中心に18店舗を展開するチェーン店なのですが、関西にはここ京都にしかありません。


古民家を改装した店は、演出だとは思うのですが、むちゃむちゃ建付が悪く、入り口の引き戸は大の大人でも両手を使わなくてはならないほど重い!しかも隙間風がビュービュー入り込んできます。

場所柄のためか店内にはいろいろな言葉が飛び交い、異国感にあふれています。
超レトロな建物に、中華料理、何語かもわからない人々…
まるで「千と千尋の神隠し」の世界に訪れたかのような錯覚に陥り、「ここはどこ?」「私はだれ?」となります。

さて、小ネタ隊が注文したのは、パクチーたっぷりの「汁なし担々麺」(880円)です。
ネギとニラとパクチーがドド〜ンと乗っています。麺が全く見えません。これを底の方にある黒〜い液体と絡めていただくわけですが、一口頬張るとパクチーの強烈な香りがドド〜ンと広がります。
ネギやニラなんぞは脇に追いやられるほど、パクチーが存在感を主張してきます。

これが旨い!旨すぎるのです。

5時間くらいは、口の中にパクチーの香りが残っていますので、そのあまりにものインパクトに小ネタ隊なんぞはしばらく「パクチー語」しか話せなくなってしまったほどです。。

トイレどこパクチー
これ、なんぼパクチー
えらい混んどるパクチー…

パクチーなしでもオーダー可能だそうですが、パクチーが苦手な人は「白ごま坦坦麺」など、他のものを注文されたし。

辛さ控えめ「白ごま坦坦麺」880円
万豚記(ワンツーチィ)
京都府京都市中京区西魚屋町594
TEL 075-211-3120
営業時間 11:30 – 23:00(L.O.22:30)
定休日 なし

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