【難波八阪神社】巨大獅子と鯉が強力パワーで恋を引き込む

グリコの看板や動くカニで、世界的に有名な大阪・難波(ナンバ)ですが、実はもう一つ有名な場所があります。

それが今回紹介する「難波八阪神社」です。読み方は“なんばやさかじんじゃ”。“なにわ”ではなく、“なんば”です。で、漢字は“八阪”です。京都の八坂神社は、土偏の“坂”ですが、こちらは大阪の“阪”です。

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大口を開けてすべての邪気を飲み込む獅子殿

で、何が外国人に受けているのかというと、こちらの大口を開けて全ての邪気を飲み込んでしまう「獅子殿」なのです。どうも外国人はこういうデカいオブジェがお好きみたい。特にアジア人には人気です。

小ネタ隊がパシャパシャ写真を撮っていると、インド人のカップルが「おまえ、シャーター押して〜な〜プリーズ」と言ってきました。

獅子殿は、高さ12メートル、奥行き7メートルあり、目はライト、鼻はスピーカーになっています。そうなんです、実は獅子殿は獅子の頭の形をした舞台なのです。

そんなことは大抵の人は知りません。みんな熱心に手を合わせています。

獅子殿は大きな口で邪気を飲み込み勝運(商運)を招くということで、金運や勝負運、運気アップにご利益ありとされていますが、できたのはつい最近の1975(昭和49年)のこと。小ネタ隊的にはそれほど効果があるとは思えません。

7月には難波祇園祭を開催

本殿は獅子殿の右手にあるこちらの建物です。

恋愛のお願いごとをするならこちらの方も参拝しましょう。

難波八阪神社はいつできたのかは不明で、古くから“難波下の宮”として地元の人たちに親しまれてきました。
毎年1月の第3日曜日に行われる綱引神事は、ヤマタノオロチをイメージした大綱を引き合い、街を練り歩くお祭りで、江戸時代から続く伝統行事です。
2001年には大阪市初の無形民俗文化財に指定されています。

また、難波祇園祭が毎年7月13・14日に行われ、平成13年には江戸時代から230年ぶりに道頓堀川での船渡御が復活しました。

鯉が恋を呼び込む恋愛の神さん

そんな由緒正し〜い難波八阪神社は、京都の八坂さんに負けず劣らず強力なパワーをもった「恋愛パワースポット」といわれています。

「恋みくじ」(初穂料300円)は鯉の形をしたお守り。鯉と恋をかけて、恋を呼び込みましょうというわけですね。

その横には「鯛みくじ」(初穂料300円)もあります。
こちらは鯛の形をしたお守りですが、安泰の泰にかけているわけ。1年間安泰に過ごしましょうということですね。

場所は、大阪市営地下鉄改めOsaka Metoro(めんどくさ〜、大阪地下鉄でエエんとちゃうん、と思うのは小ネタ隊だけでしょうか)四つ橋線「難波駅」より徒歩6分。ミナミでの勝負デート前に参拝してはいかがでしょうか。
もちろん、小ネタ隊がお勧めするからには、すぐ近くにラブホ街があります。
がっんばって!

住所:大阪府大阪市浪速区元町2-9-19
電話:06-6641-1149
アクセス:大阪市営地下鉄「難波駅」から徒歩約6分
拝観時間:6時~17時

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