岐阜県中津川・川上屋の栗きんとんの季節です。

今年も来ました、川上屋の栗きんとん!
川上屋の栗きんとんは季節商品なため、この時期を毎年楽しみにしている小ネタ隊です。
1個250円くらいする高価なお菓子なので、とてもではないですが、小ネタ隊のお小遣いでは買うことはできません。

毎年食べているとはいうものの、そこは、ありがた〜い隊員さんのおかげなのであります。

かんしゃ!

というわけで、今回は贈答に喜ばれる川上屋の栗きんとんのお話です。

150年以上続く岐阜・中津川の和菓子屋さん

川上屋とは、岐阜県・中津川にある老舗の和菓子屋さんです。
創業は江戸時代末期の、元治元年(1864年)。中山道の宿場町であった中津川宿で、地元の素材を活かしたお菓子を提供したことに始まります。

栗きんとんは、国産の栗を使用し、鮮度にこだわった手造り商品。
ぶどうの出来不出来によって味が左右されるワインと同様、栗の出来不出来によって毎年、味が違うのが面白いところです。
芳香な栗の味わいが感じられる年もあれば、渋みが強い年もあったりします。

残念ながら、時間が経つごとに激しく劣化していきます

しかし、ワインと違って栗きんとんは日持ちがしません。
届いたらすぐに開封して食べてしまわないと、時間が経つにつれて見る見る味が落ちてしまいます。

当初は20個入りを送ってもらっていたのですが、1日にそう何個も食べられる代物ではありません。

隊長
一番ちっこいのでエエで
隊員
もったいないから「いらない」ではないんですか
隊長
せっかくくれとるのに、それは失礼ちゅうもんや

大阪では手に入らない逸品

川上屋の栗きんとんは、バリ旨なのですが、残念ながら大阪では売っていません。
岐阜や名古屋、東京くらいしか売っているところはなく、大阪人が食べようと思ったら郵送しかありません。

できれば、作りたてをすぐにいただくのが一番旨いのでしょうが、郵送ではすでに一番旨い時期を逃している感があったりします。

宅配便の不在届なんて受け取ろうものなら、それこそがんがん劣化。
開封した瞬間、栗きんとんを包んだ紙が濡れていようものなら、それはそれはもう大変です。
一気喰いしてしまわないと、もったいないったらあ〜りゃしません。

隊員
一気喰いももったいないような気がするのですが…

最近は、少しでも劣化を防ごうと、メーカー側もパッケージに工夫しているようですが、それでも作ってから3〜4日もすれば水分が出切ってしまいパッサパサになってしまいます。

一度でいいから出来立ての栗きんとんを食べたいと思う小ネタ隊なのでありました。

ちなみに、日持ちのする「嬉しの栗」というのもありますが、栗きんとんとは雲泥の差。
やはり川上屋といえば「栗きんとん」ですね。

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