「泉の広場」がなくなり、「泉の広場アガル」場所にすんなり行けなくなって、大いに難儀している小ネタ隊です。なんせ、いつも直進していた通路が通行止めになり、ぐる〜と回らなくてはいけません。
ジジイの体には非常に厳しい!
それが、12月5日(木)より、ようやく開通することになりました。
待ち合わせ・出会いのメッカとして半世紀以上
ローマの「トレヴィの泉」をモデルとして作られた「泉の広場」は、1963(昭和38)年に初お目見えしました。かれこれ56年前に「地下街に人工の泉を作っちゃえ」なんて、さすがは大阪人の発想です。1970年にはバンバン投げ込まれた小銭が24万円にもなったそうな。もちろん、太っ腹な大阪人ですから、後援会の人たちと花見をしようなんてことはなく、福祉センターに寄附されたそうです。
3代目を最後に、今年の5月からリニューアル工事中だった「泉の広場」が、2019年12月5日(木)ようやくわれわれの元へ帰ってきます。「泉の広場」のままでええやん、と思いますが、4代目は名前を新たに「Water Tree」と言うそうな。Waterとはいうものの、残念ながら水はありません。
4代目は樹木のような光のオブジェ
梅田地下街の新しいシンボルとなる「Water Tree」を手がけたのは、中之島の中央公会堂や二条城などのプロジェクションマッピングでお馴染みのネイキッド。
“人が出会い、集まり、別れる、そんな起点となる場所に生命の木を。”というコンセプトのもと、樹木のような光のオブジェを制作しました。
木の枝と葉の部分に鏡面仕上げのステンレスを設置することで広場のLED照明を反射させ明るく、また動きをつけることができるデザインが施されています。根が広がるように床へ照明を映し出すこともでき、時間帯や照明の色によって、泉の広場にさまざまな姿を見せてくれます。
昼の時間帯
開放的な空間をイメージし、木の枝と葉の部分のみに照明を当て広場を明るく照らします。
夜の時間帯
「泉」を象徴する青い色味の照明で天井部と床を満たし、噴水をイメージ。また雄大な景色を彷彿とさせるゆったりとしたBGMで、より「Water Tree」を感じることができる空間となります。
さらに季節ごとに姿を変え、春は桜色、夏は新録の緑色になるなど、地下街にある泉の広場でも四季を感じられるようになるのだとか。
泉の広場周辺のお店もリニューアルオープンするのだそう。開業が待ち遠しいというよりも、小ネタ隊は「開通」が待ち遠しいです。
以上、本日の小ネタでした。