かつて小ネタ隊は、大阪一低い山と言われる「天保山」の無酸素登頂を試みたことがあります。
極寒の中でのチャレンジはかなり苦戦を強いられましたが、サポーターの協力もあり、なんとか成功することができました。
また、二番目に低いと言われている「真田山」への無酸素登頂も成功しました。
そして今回、高い方へチャレンジです。
大阪市内で最も高いと言われている「昭和山(しょうわやま)」を目指しました。
大阪市内には全部で8つの山がある
大阪市内には、全部で8つの山があります。
高さ順に並べると、以下のようになります。
- 天保山(港区) 標高4,500mm
- 真田山(天王寺区) 標高10,000mm
- 御勝山(生野区) 標高14,000mm
- 聖天山(阿倍野区) 標高14,000mm
- 帝塚山(住吉区) 標高19,900mm
- 茶臼山(天王寺区) 標高26,000mm
- 昭和山(大正区) 標高33,000mm
- 鶴見新山(鶴見区) 標高39,000mm
ちなみに、上町台地の最も高いところは24mくらい。大阪城天守閣跡で標高38mくらいです。
ま、西側はほぼほぼ海抜0メートル地帯ですね。淀川や大和川が決壊すれば、大阪が水没するというのも納得できる話です。
かつては大阪ナンバーワンの高さを誇った昭和山
さて、今回、無酸素登頂を試みた昭和山の標高は3万3,000mm。鶴見新山ができるまでは、大阪市内でナンバーワンの標高を誇っていました。
しかし鶴見新山はほとんどがゴミでできているため、「あれは山ではね!ゴミだ!」と言う人もたくさんいます。
昭和山が誕生したのは1970年11月30日のこと。
そう、かの有名な大阪万博の年なのです。
大阪万博のために地下鉄工事を進めるにあたって、残土約170万立方メートルを盛って作られたのが昭和山なのであります。
建設当時、昭和山は大阪市で最も標高が高い場所でしたが、その後鶴見緑地内に鶴見新山が建設されたことで、大阪市内最高峰は鶴見新山になり、現在では昭和山は大阪市で2番目に標高が高い場所となっています。
いざ昭和山の山頂を目指そう!
場所は、大正駅からバスで7〜8分のところにある千島公園内にあります。
大正区は沖縄県出身者が多いことでも知られており、人口の4分の1を占めるそう。
千島公園内には、わが母校の誇り、体操の具志堅幸司氏の碑なんかがあったりして、小ネタ隊のチャレンジ魂にも灯がついてまいります!
しかし、昭和山の登山口付近に向かうも、なんとなく様子が変。
がび〜ん!
登頂失敗に終わる!
先日の台風の影響で、木が倒壊して閉鎖中なんですって!
Oh〜の〜〜〜〜
三度目にして無酸素登頂ならず!
チャレンジできなかった悔しさを、大阪万博に浮かれる大阪知事に向けたりしてみます。
柵の横からちょこっと覗いたりしてみますが、今回の台風はかなり酷かったようですね。
リトル沖縄「サンクス平尾」を目指そう!
気分を取り直して、せっかくだから「平尾本通商店街」を目指すことにしました。
ここは、リトル沖縄と呼ばれ、沖縄の食材や民芸品、グルメ店などがたくさんあり、大阪の観光名所としてガイドブックにも乗っている場所です。
商店街に近づくにつれて、沖縄感が出まくっています。いい感じではないでしょうか。さらに進むと、こんなけったいな店も。
やっぱり南国ですね。店の横に回ってみると、オオトカゲなんかもいるではないですか。
小ネタ隊的にもお腹は少々減っていたのですが、は虫類に囲まれながらランチをいただくというのは……先を急ぐことにしました。
ようやく到着した「サンクス平尾」。
ガイドブックに乗っているイメージとはずいぶん違いました。
おわり。