関西の大学ブランドトップ3は京大、阪大、同志社大。大躍進の近大は7位

今年で8年目となる「大学ブランド・イメージ調査(2014〜2015)」(日経BPコンサルティング)が、11月28日に発表されました。
これによると、近畿編の大学トップ3は京都大学、大阪大学、同志社大学の順番。以下、神戸大学、関西大学、立命館大学と続き、7位近畿大学、8位関西学院大学…。

関西学院大学出身のボクとしては、どうも納得できませんが、近畿大学のメディア戦略が奏功しているようです。

2008年の推薦入試の車内吊りポスターは、少し早めに近大生になろうと詠った「早近」に始まり、一般入試出願をアピールした「春近」。

この当たりから上手いな〜とは感じていました。インパクトが強く、しかもシャレている。これらはプロの広告事務所が制作したものですが、最近はなんと大学の職員が自分たちで考えているとのこと。「うちの大学をよく知らないと作れませんから」(広報部)というのが理由だそうな。

「近大へは願書請求しないでください。」「かみ頼みの受験は、もうやめだ。」などの駅張りポスターを見たことがある人も多いはず。

いち早くインターネット出願に切り替え、2014年度一般入試の志願者数は、4年連続首位の明治大学を抜き、堂々の第1位。首都圏以外の大学がトップになるのは、初の快挙だそうです。グランフロント大阪に出店した近大マグロなども、大いに知名度アップに貢献しました。

今までは、マンモス校のイメージが強く、メインキャンパスは中小企業の町として知られる“東”大阪市に位置するため、今一歩、垢抜けできなかったのですが、完全に過去の近大イメージを突き抜けましたね。偏差値では上位に位置する関関同立もうかうかはしていられません。

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