スポーツジムの主流はシニア層

年末も押し迫った日曜日夕刻のスポーツジム。8コースある温水プールには17人がいた。そのうち15人が60歳以上。あなたの通うスポーツジムでもこんな現象は起こっていませんか。

スポーツジムのあり方がここ数年、大きく変わろうとしている。業界2位のセントラルスポーツの場合、10年前にはメイン層であった30歳代以下が48%から26%へとほぼ半減した。逆に増えたのは60歳以上。こちらは18%から37%へと2倍以上になった。運動不足解消ではなく、寝たきり防止や介護予防など、老化対策に取り組むシニア層が大量に増えたわけだ。

駅前や大型スーパー内などに設置されている「カーブス」は、女性のシニア層を対象にして人気を得ている。プールなどはなくマシンジムが中心だが、1ヵ月当たり5,700円〜6,700円(税別)と会費の安さが大きな魅力となっている。1回30分で終了という手軽さも人気の秘訣のようだ。

一般的にスポーツジムの会費は1万円前後。入会したものの月に1〜2回程度しか利用できないビジネスマンにとっては、大きな出費である。しかし、定年を迎えたシニア層にとっては安いもの。1日中利用したって月1万円ですむ。1日当たり300円程度で時間つぶしができ、健康になり、お風呂にだって入れるのだ。家でゴロゴロしていても、水道代はいるし電気代、ガス代はかかる。それゆえ冷暖房費のかかる夏場・冬場は特に多い。浴場は今や完全に銭湯と化し、高齢者たちがにこやかに談笑している。

ま、時代の流れゆえ、致し方ないのだが、紙おむつでスポーツジムに通うのはいかがなものだろうか。できれば、ドライヤーでアンラーヘアを乾かすのも止めていただだけないだろうか。ワタクシ、いちおう、身体を鍛えるつもりで通っていますゆえ。